「エレキギター」と「ロール」視点でアメリカの音楽を聞いてみた!!

エレキギターの音がEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)に

いい味付けをしているように感じて聞き始めた!!

Sofi Tukkerの「Batshit

単語の意味は「滅茶苦茶」

歌詞から

俺は滅茶苦茶クレイジー

I'm batshit crazy

(参考:英語のネットスラング辞典: bat shit)

歌詞は短いけど、全般のニュアンスが分からなかった。内容は映像のイメージなのかな?

bad enough」を意訳してみると

「じゅうぶんヤバい(やっかい)」

おー、君はじゅうぶんヤバい
Oh, you're bad enough to me
そのうえ、俺たちにはいつも問題がある
Bad enough that we always have something to get over

※「something to get over」を「乗り越える何か」で「問題」にしてみました。
(参考)
it's bad enough : www.ldoceonline.com
it's bad / difficult / hard enough : Macmillan dictionary

chip on my shoulder

ケンカ腰や挑戦的という意味合いのようです。

(参考)
ビジネスで頻出の英熟語-Have a chip on one's shoulder | BBTオンライン

Batshit

歌手 Sofi Tukker
公開 2018年4月10日

歌詞翻訳サイト LyricsTranslate
【和訳】Sofi Tukker - Batshit - The Mind Quencher
またもやiPhoneのCMに起用のソフィー・タッカー、デビューアルバム

「Batshit」は「iPhone 8 RED」のCMに使われ、

「Best Friend」が「iPhone X」のCMに使われているそうです。

その「Best Friend」に日本語と英語がちゃんぽんになった歌詞があった。

共演している「Alisa Ueno」の影響?

Datte bare-bare we're in love
Ain't nobody loved me like you've done
I might have first 大恋愛 きっと最初で最後 in my life
Alisa from Tokyo
I'm so addictive like some Pokémon
曖昧なんていらない ない
Like イチ 二 サンで bye bye bye

(フレーズ)

「way past sixty-five」は、たぶん「until I'm older than sixty-five」

(参考:lyric/ way past sixty_five meaning? | WordReference Forums)

「shoot the shit」は「無駄話をすること」

(参考:shoot the shitの意味 - 英語スラング)

Best Friend

歌手 Sofi Tukker feat. NERVO, The Knocks & Alisa Ueno
公開 2017年10月25日

歌詞翻訳サイト LyricsTranslate
Best Friend (Wikipedia)

そこで「エレキギター」に戻って「アメリカがGreatだった時を探して(第4弾)」と絡めてみたい。

最近「ギブソン」が倒産の危機というニュースを聞きましたが、どうも「エレキギター」の人気が下降しているようです。

「エレキギター」といえば「ロック」、前回は郊外の豊かな生活とロックだった1950年代が「Great」という話でした。

今回は「ロックンロール」、さらに「ロック」と「ロール」に分けて、なかでも「ロール」に注目し、1950年代以降のアメリカ音楽の流れを、あくまで個人的で表面的な仮説を作ってみました。(「ロック」を「叩く」、「ロール」を「混ぜる」は、自説で勝手な意味付け)

「ロックンロール」時代

1950年代、初めて全米を震撼させた「ロックンロール」

R&B(黒人音楽)とカントリー(白人音楽)が混ざったイメージ

「混ざった」のは「ロール」したから。

そこでチャック・ベリーの

「Roll Over Beethoven」

と「エレキギター」でアメリカンドリームをかなえる歌

「Johnny B. Goode」

を今回はピックアップ!!

Roll Over Beethoven

歌手 Chuck Berry
発売 1956年

歌詞翻訳サイト LyricsTranslate
Roll Over Beethoven (Wikipedia)

Johnny B. Goode

歌手 Chuck Berry
発売 1958年

歌詞翻訳サイト LyricsTranslate
Johnny B. Goode (Wikipedia)

ところが、1959年にロックンロールが死んだ日が訪れ、

「ロール」が終わった。

以降は、「ロック」の時代

「ロック」は「叩く」イメージで

「ロール」的な(混ざる)要素が少なくなった。

ただ、1980年代

「ロックんポップ」(Rock&POP)時代

「ホップ・ロール(混ぜる)」が復活!!

これが、マイケル・ジャクソンの「Black or White」で

「ホップ・ロール(混ぜる)」の終わりを告げる。

そして「iPhone」時代

「ヒップホップ&EDM」が

「ロック」を越えてきた?

現在は

「エレキギター」が君臨していた時代

から

音楽多様性の時代になった?

今回の「アメリカがGreatだった時を探して(第4弾)」は

どの時代も凄いが、個人的に「Great」だと思うのは

「あのベートーベンをRoll over」したロックンロール!!

ある意味「Sofi Tukker」の「Batshit」も

「ロックンロール」と「ロック」のエレキギターの味わいがあったり、

歌詞「I'm batshit crazy」の歌い方で

80年代「ロックんポップ」の「ゴーストバスターズ」が思い浮かんだり、

これまでのアメリカ音楽を「めちゃめちゃロール(Batshit Roll)」した感じにも聞けた。

(参考)
米国におけるエレキギターの販売台数を調査する - 猫草ライフ - Gooブロ
若者音楽の行方、ロックやエレキギターの時代は終わったのか?:オトゴト ...