三国志、スマホゲームの歌「攻向北方」 - 漢字圏の音楽(19)

2018年アジア競技大会(the 2018 Asian Games)が8月18日から始まり、デモンストレーション競技としてeスポーツが行われるようです。

ゲームはスポーツか?

という議論が日本オリンピック委員会(JOC)にはあるようですが、大会名称も「Asian Games」ですから、当然の流れ?

そこで歌は「攻向北方(Invasion In The North)」

三国志のスマホゲーム「真三国:霸王之业(Rise of Dynasty:Three Kingdoms)」とタイアップしています。

Invasion In The North 攻向北方

歌手 Namewee 黄明志 Feat. Ling Goh 吳慧玲
公開 2018年7月28日

歌詞サイト Mojim.com
歌詞サイト musicacrossasia

曲は以前に聞いた「Namewee(黃明志)」の「漂向北方 Stranger In The North」で、歌詞を書き換え、さらに中国の古典劇「潮劇」の女優「Ling Goh(吴慧玲)」とのデュエットになっているようです。(「Ling Goh(吴慧玲)」はマレーシアの「金玉楼春潮剧团」の団長だった)

漂向北方(Stranger In The North) 楼台会(潮劇)
黃明志 feat. 王力宏 吴慧玲,李美贞
2017/03/04 に公開 2012/02/03に公開
中国語はラップ向き?!唐詩「静夜思(李白)」と2017年「漂向北方」

2018年アジア競技大会のeスポーツ(ゲーム)は6種目で、そのうちの2種目に予選を勝ち抜いた日本人選手も参加するようです。

サッカーゲーム「ウイニングイレブン」が含まれていますが、ここで「サッカー日本代表強化策」の第3弾を考えてみた。

それは「eスポーツ(ゲーム)を中心としてエンタメ産業の多様化」です。

なぜか?

AI判定により審判を欺くマリーシアの消滅と、アフリカなど世界的な経済発展によるサッカー分野における移民ハングリーパワーの低下によって、相対的に日本代表が有利になるというのが、これまでの強化策ですが、まだヨーロッパや南米などでサッカーが圧倒的な国民的娯楽になっていて人材が集中する状況は変わらない可能性もあります。

そこでスポーツ・ゲームなど娯楽・エンターテインメント産業を多様化することによって、人材が分散します。

スポーツを宗教文化になぞらえて考えると、一神教のように一つのスポーツ・ゲームに人が集まる社会から、多神教社会のように多くのスポーツ・ゲームに人が分散するイメージです。

こうなることによって各スポーツ・ゲームがオタク化し、それぞれ道を究める体質が有利になるかもしれません。

サッカーがオタク化すれが、日本にとってチャンスでしょう。

スポーツ・ゲームなどエンタメ産業の多様化を引っ張っていきそうなのが「ゲーム業界」だと期待しています。

ゲームの種類は限りなく広がり、老若男女問わず誰でもプレイできますので、これまでのスポーツ産業を圧倒する規模になるかもしれません。

ゲームはスポーツか?

どころか、スポーツがゲームの一部(まさにオタク化)になっているかもしれません。

サッカーばかりが際立つ世界のままか?

サッカーなみに盛り上がるスポーツ・ゲームがたくさん出てくるか?

三国志ではないですが、少なくとも各国で国民的スポーツ・ゲームが3種類くらいになって、それから先は、群雄割拠状態になって、世界がオタク化した方が、日本サッカーには有利なんじゃないかと考えてみました。

たとえばアメリカは一神教社会ですが、建国の背景などもあるのか、スポーツに関しては多様化していて、サッカーに人材が集中しないために、圧倒的な強さはありません。

今回の歌のタイトルは「攻向北方(北方に向けて攻めろ)」

サッカー日本代表の強化の方向は?

エンタメ多様化による欧州・南米サッカーのオタク化に向けて攻めろ!!