恥ずかしがり屋が仮面をつけて英語上達？！「ムーミン」と「仮面ライダー」

記事「英語が得意なスカンディナヴィアの歌」で英語能力ランク上位のデンマーク・スウェーデン・ノルウェーの歌を聞きましたが、同じく北欧のフィンランドもレベルが高くノルウェーに次いで第5位。

デンマーク・スウェーデン・ノルウェー語は英語と同じ言語ファミリー(ゲルマン語派)で、フィンランド語はウラル語族になる。ちなみにオランダ語もゲルマン語派。
(語族(Language family):学術的に起源が同じと思われる言語の集まり)
[参考] 語族
 ウラル語族
 ゲルマン語派

【Moomin 1969】Opening
「ね～ムーミン、こっちむいて、はずかしがらないで～」

「英語と系統が離れている言語を話す、恥ずかしがり屋」フィンランド人の英語能力が高い理由が分かれば、同じく英語とかけ離れた構造の日本語を話し、シャイだと言われる日本人にも英語能力向上のヒントを見つけることができるの？
[参考] フィンランド人は、どうして英語が上手なの？その理由を調べてみた(The Huffington Post )
どうしてフィンランドは英語があんなに通じるのですか？フィンランド(Yahoo Japan!知恵袋)

経済のグローバル化が進むにつれて、人口500万人・北欧という地理的条件によって、仕事をするにも、エンターテインメント(テレビ・映画・ゲーム)を楽しむにも、英語が益々必要になっているようです。

その点、人口も多く島国という環境で、英語が必要になる場面の少ない日本では、フィンランドと同じ環境にはなれないでしょう。ただ「英語と系統が離れている言語を話す、恥ずかしがり屋」という壁は「必要」というモチベーションによって克服できることがわかります。

英語の「必要」環境が少ない日本で、多くの日本人が英語を話せるようになるのか？方法のひとつとして「必要」モチベーション以外の「好きもの」モチベーションを利用したらどうだろう？

英語学習に「英語の歌」を利用することはあると思いますが、「日本語の歌」に英語が混じっているチャンプルー歌詞の利用は個人的には面白いと思っています。

なぜか、日本人にとって歴史上中国語から始まってポルトガル語・オランダ語そして英語など外来語を多数取り入れてきた経験もあり、日本語と外来語のチャンプルーには抵抗感が少ないうえに、結構得意のような印象もある。

この傾向を利用して、単語だけでなく「簡単な英語のフレーズを日本語とチャンプルー」にして日常生活で使えるようになると、もしかしたらフィンランドとはまた違った方法で、「英語と系統が離れている言語を話す、恥ずかしがり屋」の日本人が英語を話せるようになったりして？？？

それを意識してではないと思いますが、平成仮面ライダーの歌は「簡単な英語のフレーズを日本語とチャンプルー」が多い気がする！！！

その中から1曲「仮面ライダーエグゼイド」主題歌「EXCITE」

 歌手 : 三浦大知
 作詞 : Kanata Okajima・Daichi Miura
 作曲 : Carpainter・Kanata Okajima

2000年以降の作品の主題歌一覧。「オレンジ色」の歌には「簡単な英語のフレーズを日本語とチャンプルー」が効果的に使われています。

恥ずかしがり屋が仮面をつけて英語上達？！