インド系文字が使われている南アジアや東南アジアの音楽と文字について調べてみたい。
今回はテルグ語の映画「Baahubali: The Beginning」から「Dheevara」
Wikipediaによると「Dheevara」は「One with Perseverance」
(Perseverance:忍耐力,粘り強さ,根気,不屈)
ラテン文字 | Dheevara |
---|---|
テルグ文字 | ధీవరా |
子音+母音記号
Dheevara | ||||
---|---|---|---|---|
ధీవరా | ||||
ధీ | వ | రా | ||
ధ | ీ | వ | ర | ా |
dh | ī | va | r | ā |
歌詞が
なななななな、ゆば、ゆば、ゆば、ゆば、ゆばゆばな、
ほなな、ほんなな、ほんなな… |
で始まり歌詞の多くがサンスクリット語で書かれていて、インドの伝統的な詩の形式「シュローカ」も使われているそうです。
(シュローカ:8音節(1句)×4句->32音節)
なななななな、ゆば、ゆば、ゆば、ゆば、ゆばゆばな、
ほなな、ほんなな、ほんなな… |
も「シュローカ」だろうか?
その「シュローカ」の形式の歌で、古代インド語のパーリ語で書かれた南伝仏教の歌(偈)「七仏通誡偈」は漢文の歌として日本人にも伝わっています。
「七仏通誡偈」
パーリ語 | 漢文 | 意味 |
---|---|---|
Sabba pāpassa akaranam | 諸悪莫作 | 一切の罪を犯さぬこと |
サッバ パーパッサ アカラナン | しょあくまくさ | |
kusalassa upasampadā | 衆善奉行 | 善に至ること |
クサラッサ ウパサンパダー | しゅうぜんぶぎょう | |
Sacitta pariyodapanam | 自浄其意 | 心を浄化すること |
サチッタ パリヨーダパナン | じじょうごい | |
etam buddhāna sāsanam | 是諸仏教 | これがブッダたちの教えである |
エータン ブッダーナ サーサナン | ぜしょぶつきょう |
(参考-Wikipedia : シュローカ / 七仏通誡偈)
Dhivara
歌手 | Ramya Behara, Deepu | |
映画 | Baahubali: The Beginning | Wikipedia |
公開 | 2015年10月6日 |
歌詞翻訳サイト
telugusongmeaning.com
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文字・言語・国
文字 | 言語 | 国・地域 | 使用人数 |
---|---|---|---|
ビルマ文字 (Burmese alphabet) |
ビルマ語 | ミャンマー | 約4,200万人 |
シンハラ文字 (Sinhalese alphabet) |
シンハラ語 | スリランカ | 約1,500万人 |
ベンガル文字 (Bengali alphabet) |
ベンガル語 | バングラデシュ・(インド)西ベンガル州 | 約2億2,000万人 |
アッサム語 | (インド北東部)アッサム州 | 約2,000万 | |
テルグ文字 (Telugu script) |
テルグ語 | (インド南東部)アーンドラ・プラデーシュ州、テランガーナ州 | 約8,000万人 |
タミル文字 (Tamil script) |
タミル語 | (インド南部)タミル・ナードゥ州、スリランカ、シンガポール | 約7,400万人 |
(参考)
Google翻訳
Wikipeida:ブラーフミー系文字
Wikipedia:テルグ文字/Telugu script