和讃 親鸞作
自利利他円満して
帰命方便巧荘厳
こころもことばもたえたれば
不可思議尊を帰命せよ
漢讃 讃阿弥陀仏偈 曇鸞作
和讃に対応している箇所
讃阿弥陀仏偈 | 書き下し |
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世界光曜妙殊絶 | 世界光曜すること妙にして殊絶す |
適悦晏安無四時 | 適悦晏安として四時なし |
自利他利力円満 | 自利他利の力円満したまふ |
帰命方便巧荘厳 | 方便巧荘厳を帰命したてまつる |
宝地澄静平如掌 | 宝地澄静にして平らかなること掌のごとく |
無有山川陵谷阻 | 山・川・陵・谷の阻あることなし |
若仏神力須則見 | もし仏の神力をもつて須むればすなはち見る |
稽首不可思議尊 | 不可思議尊を稽首したてまつる |
妙好人の歌・詩・言葉
「こころもことばもたえたれば」に関して「お園さん」の言葉
もう思うことも言うこともいりませぬげな。如来様が助けてやると仰しゃって下さりますげな。 |
「不可思議尊」に関して「お園さん」の言葉
そうそう 御飯を食うて生きてござる御方が分かったら大騒動、 分からぬでこそ不思議と云うがなあもうし |
(「妙好人お園」法蔵館 p.39)
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