妙好人に関連する本と歌・詩・言葉

妙好人に関連する本 妙好人 歌・詩・言葉
1985 司馬遼太郎、『街道をゆく』「因幡・伯耆のみち」で妙好人に触れる
木村無相
(1904-1984)
闇は光を知らざれど
光は闇にいりたもふ
そのみ光のみ仏を
ナムアミダブツと呼びまつる
どれだけ 迷うても
ねんぶつの中
称えても 称えなくても
ねんぶつの中
信じても 信じなくても
ねんぶつの中
ナムアミダブツ ナムアミダブツ
みひかりの
ただ中にして
流転かな
榎本栄一
(1903-1998)
1960 柳宗悦、『妙好人 因幡の源左』を発表
1944 鈴木大拙、禅の研究者として妙好人を最初に取り上げた。(「日本的霊性」)
石見の才市
(1851-1932)
いいな 世界虚空が みなほとけ
わしもそのなか なむあみだぶつ
お慈悲も光明もみな一つ
才市もあみだもみな一つ
なむあみだぶつ
因幡の源左(1842-1930) 忘れても 忘れぬ弥陀が あるゆゑに 忘れながらも この身このまま
おらなあ、親さんが源左助けるって言われっだけえ、ようこそようこそより他にゃないだいなあ。
六連島のお軽(1801-1857) 聞いてみなんせ まことの道を
無理な教えじゃ ないわいな
きのう聞くのも 今日また聞くも
ぜひに来いとの および声
重荷せ負うて 山坂すれど
御恩おもえば 苦にならず
讃岐の庄松(1799-1871) ああ、ありがたいありがたい、庄松よ、そのまま助けるぞよ、助けるぞよ
有福の善太郎(1782-1856) おがんで 助けてもらうじゃない
おがまれてくださる 如来さまに
助けられてまいること
こちらからおもうて
助けてもらうじゃない
むこうからおもわれて
おもいとられること
この善太郎
田野迫の磯七(~1850)
三河のお園(1777-1853) アー、暗い処にこそ光が御入用であったかな。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
わたしも仏法は少しもない。ないゆえに仏法様に助けられるのが嬉しい
もう思うことも言うこともいりませぬげな。如来様が助けてやると仰しゃって下さりますげな
1753 仰誓、大和の清九郎との出会いをきっかけに一般の篤信者の言動を本にする。「新聞妙好人伝」
大和の清九郎(1678-1750)

リンク

「自灯明・法灯明」と「庄松ありのまま記」

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