アメリカ人は「Great Pretender」か?
ドイツ人が考えるアメリカ人のステレオタイプについてのインタビュー動画で、
「Friendly」(フレンドリー)な一方「Superficial」(うわべだけの)という意見があって、インタビューしたアメリカ人もショックを受けていた。
個人的には、思っていることを正直に話すドイツ人にも驚いた。
ドイツ人はアメリカ人をどう思う? | 典型的アメリカ人 |
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How Do The Germans View Americans? | Berlin | Typical American | Easy German 45 |
1:35~ | 1:23~ |
アメリカではドイツ系の人も多い(参考:以前の記事)けど、この違いはどうしてなのか?
アメリカ人の「Pretend」(装う/ふりをする)を歌で聞いてみた。
ブルーなとき、ハッピーなふりをしよう
Pretend you're happy when you're blue
難しいけど
It isn't very hard to do
永遠の幸せを見つけるだろう
And you'll find happiness without an end
Pretend
歌手 | Nat King Cole |
発売 | 1953年 |
歌(Wikipedia) | Pretend (song) |
「Pretend」の力によって「夢」を実現する
「Pretend」すれば
Whenever you pretend
夢見ることができることを忘れないで
Remember anyone can dream
ここからビジネス的に発想を変えて『将来の自分を「Pretend」することによって成功を目指す』になると自己啓発系?
「思考は現実化する」といった自己啓発書はアメリカ発が多い気がする?
自己啓発の根底には「Pretend」の力を大切にするアメリカ人の文化があるのかもしれない。
次の歌は「The Great Pretender」
オー、イエス、私は「偉大なpretender」
Oh yes I'm the great pretender
私はうまくいっていると「Pretend」している
Pretending that I'm doing well
The Great Pretender
歌手 | The Platters |
発売 | 1955年 |
歌(Wikipedia) | The Great Pretender |
笑いながらピエロを演じる
オー、イエス、私は「偉大なpretender」
Ooh ooh yes I'm the great pretender
ただ笑って、ピエロのように
Just laughing and gay like a clown
自分でない者を演じる(「Pretend」する)
I seem to be what I'm not
「演じる」といえば
1926年作詞作曲の「Are You Lonesome Tonight?」
"世界はステージ(舞台)だといわれる"
"You know someone said that the world's a stage"
"みんな役を演じなければならない"
"And each must play a part"
Are You Lonesome Tonight?
歌手 | Elvis Presley |
カバー | 1960年 |
作詞作曲 | 1926年(発売:1927年) |
歌(Wikipedia) | Are You Lonesome Tonight? (song) |
Act 1
"Act 1 僕たちは出会い、僕は君に一目ぼれ"
"Act one was when we met, I loved you at first glance"
…
Act 2
"そしてAct 2、君は変わり、僕の知らない役を演じた"
"Then came act two, you seemed to change and you acted strange"
…
Curtain down
"今や空っぽのステージに1人立っている"
"Now the stage is bare and I'm standing there"
"… そして舞台のカーテンが降りる"
"… the curtain down"
アメリカ人が「Friendly」(フレンドリー)な一方「Superficial」(うわべだけの)になるのは、移民大国アメリカで培われた役者文化?!
日常生活において、
アメリカ人は「Great Pretender」であり「Great Actor/Actress」傾向が強い?
ドイツ人は思ったことを正直に話し、
日本人だと、空気を読みながら使い分ける感じだろうか?