雑然のインドを生きるパワーが迫る映像から始まる。
歌は「Me Liberé」(私は解放された)
ベネゼエラ出身の21歳「Evaluna Montaner」が歌っています。
Me Liberé
歌手 | Evaluna Montaner |
公開 | 2018年10月19日 |
「Evaluna Montaner」は
1997年にベネゼエラのカラカスで生まれ、
4歳の時にアメリカのマイアミに引っ越し、
2013年にコロンビアのボゴタに戻り、
2014年にアメリカのロスに移ったようです。
というのも父親がミュージシャンの「Ricardo Montaner」
最近どこかで見た名前だと思ったら
先日聞いた「Sofía」の「1, 2, 3 」の共同制作者でした。(記事/Wiki)
多人数での制作が流行り?著作権とか気になりますね。
Songwriter(s) |
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親子でデュエットしている歌がありました。
La Gloria de Dios
歌手 | Ricardo Montaner ft. Evaluna Montaner |
公開 | 2012年11月19日 |
歌詞翻訳サイト | LyricsTranslate |
ところで、なぜインドで「Me Liberé」(私は解放された)を歌う映像にしたのだろうか?
私はあなたから解放された
という思いをインドのスピリチュアル感で描こうとしたのだろうか?
「Montaner」家はボランティア団体を作るほどのクリスチャンで、「最も援助が必要な人たちを助けるという信念」をもっているようです。
"creer en el ayudar a los más necesitados"
"believe in helping the most needy"
(Evaluna Montaner#Vida caritativa-Wikipedia)
2014年にはインドのクリスチャン・コミュニティに水を届ける活動をしたそうです。
そのことがインドの映像につながったのかもしれません。
そこでインドの撮影場所の情報を探して動画コメント欄を見ると、長文のコメントが多く並んでいる。
普通は長くても2~3行かと思いますが、6~7行のコメントも目立つ。翻訳してみると、あらびっくり!?
「Evaluna」はキリスト教徒を止めたのか?
この動画は異教の神が出てきてキリスト教的でないから、もう見ない |
など、キリスト教基準で歌や動画を見定めて、聞いたり見たりすることの是非が議論されています。問題は「クリシュナ」と「ホーリー祭」の映像のようです。
クリシュナ | Balam Pichkari 「ホーリー祭」でハチャメチャに騒ぐボリウッド映画ソング |
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AngMoKio [CC BY-SA 3.0, CC BY-SA 3.0 or GFDL], from Wikimedia Commons | 映画 : Yeh Jawaani Hai Deewani |
公開 : 2013年 | |
「クリシュナ」は「なんだーなんだん(Nanda-nandan)」- インド文化圏の音楽(9) | 「Yaari Ve/やりべー」この友情を恋愛に変えよう!!- インド文化圏の音楽(11) |
異教の神や祭はキリスト教の教えに反するので、「Evaluna Montaner」をクリスチャン歌手として考えるならば、許されないと考える人もいました。
数億回も視聴される「La Gloria de Dios/神の栄光」を父親とデュエットした「Evaluna Montaner」ですが、「Me Liberé/私は解放された」ではヒンズー教の神「クリシュナ」が登場し、さらに「ホーリー祭」も演じている。
歌の内容も
あなたの偽りの愛から解放された
Ya me libere de tu falso amor
囚われの時間が終わったことを祝おう!!
Voy a celebrar que mi tiempo en tu prision se termino
…
鎖は切れた
La cadena se rompio
複雑な思いはもうない
No tengo mas complicacion
…
あなたの仮面と偽装がはがれた
Se te cayo la mascara y el disfraz
そして今私は奥に隠されていたものが分かる
Y ahora puedo ver lo que hay detra'
私はそこから離れる
Me voy de aca
歌詞では「あなた」が「キリスト教の神」だとは分かりませんが、「Evaluna Montaner」がGod信仰を止めたのではないかと憶測する人たちもいました。