「nur」という単語はこれまで何回か出てきましたが、意味も発音もなかなか覚えられなかったので取り上げてみました。
意味は「only」で発音は「ヌア」
実際に調べたことはあったのに何故か頭に残らなかった。「nur」は「only」かと思っても「only」だけ印象に残り「nur」を忘れてしまう。
インパクトかな?「nur」は文字的にも地味?
さらに発音も想像しずらい感じもあったので、ここで「nur」がタイトルに入った歌を調べて覚えてしまおうというのが今回の趣旨です。
「only」とくれば「only you」が浮かぶのでドイツ語翻訳した「nur du」で探してみました。
まず「Nur du, du, du allein」(Only You, You, You Alone)という曲が見つかった。1959年にMelitta Bergが前年にアメリカで人気があった曲「To Know Him is To Love Him」をカバーしたようです。
「nur du」になると「ヌーゥドゥ」に聞こえる。
「du, du, du」がドゥーワップ (doo-wop)を思い起こさせるようで効果的ですね。
Nur du, du, du allein
歌手 : Melitta Berg (Wikipedia) 発売 : 1959年
To know him is to love him
歌手 : The Teddy Bears 発売 : 1958年
To Know Him Is to Love Him - Wikipedia
もう一曲は多言語で歌うベルギー歌手ヘルムート・ロッティ(Helmut Lotti)がメキシコ人フベンティーノ・ローサスが1884年に出版したワルツ「波濤を越えて "Sobre las Olas"(Over the Waves)」に「Du, nur Du allein」(You, Only You Alone)の歌詞をつけて歌っていました。
(ヘルムート・ロッティ(Helmut Lotti)は「【ベルギーとハレルヤ】ひとつの言語・宗教か、いや多言語で多宗教?!で多言語歌手として紹介)
「nur」を「ヌア」と発音していた。ヘルムート・ロッティが母語話者ではないベルギー人だから?それともメロディーの関係?
Du, nur Du allein
歌手 : Helmut Lotti (Wikipedia)
Sobre las Olas - Over the Waves
作曲 : Juventino Rosas (フベンティーノ・ローサス) 出版 : 1884年