笑み笑み「えびす」サッカー!!- 日本の歌と言葉(12)

これまで、サッカー日本代表のスタイルとして

いきいき「空気読み」サッカー

(参考:スタイル協議会の「Shout To The Top」と日本サッカー「いきいきスタイル」)

わくわくどきどき「縄文土器」サッカー

(参考:わくわくどきどき「縄文土器」サッカー!!)

が日本的で面白そうだと考えてきました。
昨日は、それらに加えて

笑み笑み「えびす」サッカー

を目の当たりにして驚いた。

歌は「しおり - Smile~君は一人じゃない~」

Smile~君は一人じゃない~

歌手 しおり
公開 2012年5月27日

せっかくなので縄文時代と結び付けると、まず縄文人は国譲りをした人たち(の先祖)という仮説を立てます(融合、反抗などもあったと思いますが)。国譲りをした縄文人は後の政権から「えみし、はやと、つちぐも、くず、こし、…」と呼ばれました。後の政権が中華のイデオロギー思想を持って、西から日本列島を統一していったという歴史に基づくと、最初は日本列島全体が「東夷」となります。「東夷」の「夷」は漢字ですから、元々は「えみし」とは読まなかったはずです。縄文人が何かの理由で「えみし」という言葉で象徴されていたので、後の政権が「えみし」に「夷」を当てたという可能性も無きにしも非ず???

つまり「縄文人」は「えみし」で、その「えみ」が「笑み」の意味だとします。

根拠として挙げられるとすれば、七福神の「えびす様」。

「えびす」は「夷」とも書かれることがあり、江戸期には、国譲りした「事代主神(ことしろぬし)」が「えびす様」だという信仰も生まれ、福をもたらす「笑顔」の神様として人気になったようです。

縄文の「えみ」が

笑み笑み「えびす」サッカー

の遠い源泉になっていたと想像すると、ロマンですね。

歌は、合唱曲「スマイル・アゲイン」

スマイル・アゲイン

歌手 クラウン少女合唱団
作詞作曲 中山真理
公開 2016年12月10日

秋は栗の季節!!

縄文人も楽しみだったのではないでしょうか?!

クリの一種に「笑栗」(えみぐり)があるそうです。

実を包む毬(いが)が自然と割れて(裂け開いて)、笑顔のように見えるから

「笑栗」(えみぐり)

のようですね。

えみぐり(エミグリ・笑栗) - Agora Sofia日本語辞典

また「えむ(笑む/咲む)」には

"果実が熟して裂け開く"

という意味があるようです。

笑む/咲む(えむ)の意味 - goo国語辞書

さらに「えむ(笑む)」と「わらう(笑う)」を比べると

「えむ(笑む)」はワクワクして自然と笑う

「わらう(笑う)」は外発されて笑う

という違いがあるようです。

『笑栗』(えみぐり) - 言葉の威力

縄文と栗と日本人で繋げてみると、

果実(かみ)が

熟して(ワクワクして)裂け開く(笑む)

「笑栗」(えみぐり)ように

縄文以来(もっと前から?)、栗を食べてきた日本人の

才能を持った人たち(かみ)が、

ワクワクどきどき、

笑み笑みサッカー

をしたとしたら、これもまたロマンですね。

(参考:Wikipedia)
縄文人
蝦夷(えみし)
えびす
事代主(ことしろぬし)