目指せ!お祭りサッカー!!- 日本の歌と言葉(3)

サッカー日本代表の強化策の第4弾!!

「政教分離によるフェス化・お祭り化」

その前に、これまでのまとめ。

1.AI判定

アドバンテージ:審判を欺くマリーシアの消滅

審判か?AIか?クロアチア「愛を燃やせ」

AIをこめて判定を!!

2.アフリカなど世界経済の発展

アドバンテージ:ハングリーパワーからオタク道へ、モチベーションの変化

セネガルがシャンソンをカバー - アフリカの音楽と言語(55)

3.エンタメ(スポーツ・ゲーム)の多様化

アドバンテージ:サッカーのオタク化により、道を究める能力が重要になる

三国志、スマホゲームの歌「攻向北方」 - 漢字圏の音楽(19)

AI・世界経済の発展・エンタメの多様化は時代の流れである可能性が強いので、その流れを加速させ、いち早く対応するというのが強化策になるかもしれません。

4.政教分離によるフェス化・お祭り化

歌は「夏祭り」


「政教分離によるフェス化・お祭り化」ですが、言い換えると
「ディフェンス有利のゲームから、攻撃有利のゲームへ」ということです。

具体的には「反則に有利な罰則(ペナルティー)から、反則に不利な罰則(ペナルティー)を科すゲームへ」になります。

今回のワールドカップで、「反則」が、勝敗重視でない”面白さ重視のファン”にとって「面白さ」を削っている様に感じた。以来、無駄な反則、汚い反則、プロフェッショナルファールなどを見るたびに、

「あ~、面白さ削られた!!」

とため息。しかも反則に対するペナルティーが軽いのではないかと疑問も出てきた。

もしかして、これまでのサッカーはディフェンス有利のサッカーだったのでは?

なぜ?もしペナルティーを重くすると「攻撃有利」のサッカーになる。

そうすると、不利になるのは、もしかしてヨーロッ???

なるほど、ルールを作り、ルールを運用しているのは…

ディフェンス有利で、重要になってくるのが、もしかして「戦術」???

「戦術」が得意なのは、ヨーロッ???

「戦術」ってなんだ?

考えてみた。サッカーを社会に置き換えてみると「政治」かな?

だったら日本は不利かもしれない。

歴史的に政治は祭(まつり)と一体の「祭政一致」から始まり、やがてイデオロギー宗教と一体の「政教一致」に移行し、国によっては「政教分離」へと変わっています。

「政教分離」を憲法に取り入れている国でも、イデオロギー(宗教)から完全に離れた政治をしいている国は限られているかもしれません。

「戦術」を、仮にこの「イデオロギー(宗教)的な政治手法」に似ていると考えると、宗教と政治が分離し、お祭り・宗教が文化・美術・エンターテインメントへと姿を変えてきている日本は、「イデオロギー(宗教)的な政治手法」としての「戦術」は不利か?

または、イデオロギー(宗教)の特色として「善と悪の対決からの信者の勝利」的な教義と「己の心に勝つ、己の発見が勝利」的な教義の社会では、戦術の意味合いや戦術の有無に大きな差があり、「己の心に勝つ」的な教義の社会では、サッカー的な戦術は苦手か?

日本は、「政治」より「(政教分離後の)フェス・祭り」の方が、つまり「戦術」より「面白さ」の方が性に合っている???

「面白さ」を優先したルール運用によって有利になる点がもう一つあります。

たとえば平均スコアが「7-6」になるとすると「1-0」で負けることがほとんどなくなり、敗因の責任が分散されるので、チームの中でチャレンジして責任を取ることが苦手な日本人にとっては、心理的にプラスに働くはずです。

そう仮定すると、「ディフェンス有利よりも攻撃有利のサッカー」へルール運用を変えていくことが、強化策になります。

課題は「面白さ」と「罰則(ペナルティー)」の兼ね合いでしょうか。

チーム・選手・サポーターは、現状でもOKかもしれないので、徐々に「罰則(ペナルティー)」を重くして「面白さ」の増加による「ファン」の増加を見極めながら、少しずつ変えていったらどうかな、と考えている最中です。

「まつり」は「まつる」の名詞形で,「まつる」は「さしあげる」という意味のようです。

その「まつる」の言葉がある歌を、万葉集から

秋つ葉に(紅葉に) にほへる(染まる)衣 我れは着じ(着ない)

君に奉(まつ)らば 夜も着るがね(着るだろうから)

[原文]
秋都葉尓 々寶敝流衣 吾者不服 於君奉者 夜毛著金

(参考)
万葉集/第十巻 - Wikisource
にほふの意味 - 古文辞書 - Weblio古語辞典
がねの意味 - 古文辞書 - Weblio古語辞典

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