最近読んだ「日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち」(雨宮紫苑著)に刺激されて、日本とドイツの違いや共通点ついて考えてみた。
この本で改めて知ったのがドイツ人の議論好き。以前の記事で(アメリカ人は「Great Pretender」?)、ドイツ人は正直に(相手にとって嬉しくない)意見も言うので驚いたと書きましたが、ドイツ人にとって議論は娯楽・エンターテインメントのようです。
日本では、意見=人格と見られ、異なる意見、特に気に入らない意見の場合は、相手への人格攻撃につながる傾向がありますが、ドイツでは、政治・社会などについての議論はエンターテインメントであって、なおかつ意見≠人格なので、議論が白熱しても、終わればいつもの関係になって和気あいあいと雑談を楽しむようです。
空気を大切にする日本と、意見を大切にするドイツの違いは、非常に興味深いし、今後掘り下げてみたいところです。
一方、決済のデジタル化が世界で加速的に進んでいても、現金決済が根強いのが日本とドイツという似た現象もあり、またドイツでは「物を捨てない」文化が日本以上に徹底されているようです。
この「物を捨てない、物を大切にする」という意識が「過去を大切にする、過去を懐かしむ」となり、この「過去を懐かしむ」が「メランコリック(物思い)」なドイツ人の趣向に関係しているかもしれません。
そしてシュラガーソングは、そのドイツの価値観が多分に反映した音楽ジャンルに思える。
個人的にも、そんな「ノスタルジックでメランコリックな歌謡POPソング」が、いい感じ!!
歌は「Sie sagte doch sie liebt mich」(She said she loves me)
Sie sagte doch sie liebt mich
歌手 | Thomas Anders & Florian Silbereisen |
公開 | 2018年10月17日 |
歌を聞いていたら「The Never Ending Story」が思い浮かんだ!!
The Never Ending Story |
---|
歌手: Limahl |
1984年のTV番組「TOPPOP」 |
次は、地味だけどミラーボールのあるミュージックビデオ♪
どこか落ち着く!「ノスタルジックでメランコリック」だから?
Eine Nacht ist viel zu wenig
歌手 | Die Traumfänger |
公開 | 2018年10月26日 |
この歌で思い出したのは、チェッカーズ?かと空耳した曲!!
「Eine neue Liebe ist wie ein neues Leben」
(A new love is like a new life)
Eine neue Liebe ist wie ein neues Leben | |
---|---|
歌手 : Jürgen Marcus | 歌手 : Ross Antony |
発売 : 1972年 | 公開 : 2013年7月2日(カバー) |
ドイツのベルリンは東西の壁だけでなくLGBTの壁も無くなっていた。- ゲルマンの歌と言葉(1) | |
「Andre」って誰?- ゲルマンの歌と言葉(3) |