「かみ(神)」の語源を「かわ(川)」から考えてみた - 日本の歌と言葉(10)

「かみ(神)」の語源には、様々な説があると思いますが、古代の生活を思い描きながら想像してみました。

今回は、川で魚を取って生活していた人たちになったつもりで、

雨が川となる現象から言葉を発想したという仮定です。

言葉 現象
くも 雲から
あめ 雨が降り
いわ 岩や石の間からから
あわ 泡が湧き(湧き水)
かわ 川となって
わた 海にそそぐ

(わたの意味:海-Weblio古語辞典)

「わ」を「集まり・集合」と解釈して、

「いわ」は、「い」(息・風・空気・生命)の「わ」(集まり・集合)

「あわ」は、「あ」(雨水)の「わ」(集まり・集合)

「かわ」は、「か」(果・恵み)の「わ」(集まり・集合)

「わた」は、「わ」(集まり・集合)が「た」(多い)

そして「雨」を沖縄方言で「あみ」と発音しますが、

「あわ」の「あ(雨水)+わ(集合)」に対して、

「あみ」を「あ(雨水)+み(恵み)」と仮定します。

「かわ」に対する「かみ」を解釈すると

「かわ」は「か(果・恵み)+わ(集合)」で

「かみ」が「か(果・恵み)+み(恵み)」となります。

つまり、川の漁撈民にとって「魚」が「か(果・恵み)+み(恵み)」だったのかもしれないと考えてみた。

歌は「ビタミンボイス」と呼ばれる演歌歌手「三山ひろし」の「四万十川」

歌詞(J+Lyric.net)の内容からも

湧き水(あわ)が、沢(さわ)になり、沢が集まり、川(かわ)になる

四万十川

歌手 三山ひろし
公開 2016年1月17日

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【長良川 源流】

「アマゴ」って、「あめ」の「子(こ)」?

Wikipedia(サツキマス#アマゴ)によれば

『「アマゴ」は、漢字で書くと、「雨子」、「雨魚」、「甘子」、「天魚」、「鯇」となり、由来は、漢字の通り、雨がちな梅雨や初夏によく釣れるためである。』

「イワナ(岩魚)」は、「いわ」場に居る「(さか)な」?

ちなみに「河川の最上流の冷水域などに生息する場合が多い(イワナ-Wikipedia)」ようです。

【長良川 源流】#48 水中映像「アマゴ」 岩魚(いわな)の夫婦

「さかな」の語源は、まさか

(わ)」と「(わ)」の「」?

「な」は「いわな」の「な」と同じ?