マレーシアの「僕たちのストーリー」
歌っている「One Avenue Band」はシンガポールの対岸の街ジョホールバルのストリートミュージシャン。
この歌で一躍マレーシア中に名前が知れ渡ったようです。
歌の内容は、付き合っていた彼女の心が他の人に行ってしまい、「僕たちの恋愛ストーリー」の「別れの時の会話」のような感じ。
まだ続けるべきか?
Haruskah ku meneruskan lagi?
一緒に作った僕たちのストーリー
Kisah kita yang telah kita bina bersama
君が彼を選んで壊れた
Kini tlah hancur karena kau memilih dia
僕の気持ち
何がいけなかったのだろう?
Apakah salah diriku ini terhadapmu?
…
君の一番でなかったのかもしれない
Mungkin aku bukan yang terbaik buatmu
…
後悔するし、君に失望している
Ku kesali dan berasa kecewa terhadap dirimu
彼女の気持ち
悲しませてごめんなさい
Maafkan aku telah mengecewakanmu
でも、この心は変えられない
Hati ini tak dapat merubahkan apapun
自分でもよく分からないけど、心が他の人に取られたの
Diri ini telah dimiliki tanpa ku sedari
僕の決意
君と知り合ったことを後悔している
Ku amat menyesali mengenali dirimu
けど君のいない人生を生きることに決めた
Ku berjanji akan meneruskan hidupku tanpa mu
Kisah Antara Kita
歌手 | One Avenue Band |
公開 | 2018年7月13日 |
歌詞MV
ビデオの最初の文句から
作詞作曲はボーカルの「Reyhan」で、 編曲(アレンジ)したのが目の不自由なキーボードプレーヤー「Mahathir VAI」
映像は、彼らの出会いを再現したようです。
タイトルの単語について
語源からみると、アラビアとインドとマレーポリネシアの連結になっています。
発音「あんたら きた」が印象的です。あえて日本語の意味にすると「あんたらが来たら、私たちの間柄」になるわけですから、頭に残りやすい気がします。
マレー語 | kisah | antara | kita |
意味 | ストーリー | 間の | 私たちの |
語源 | アラビア語 「قِصَّة (qiṣṣa)」 | サンスクリット語 「अन्तरा (antarā)」 | マレーポリネシア祖語 「*(i-)kita」 |
(参考)
(Wiktionary)